矯正歯科
矯正歯科のご紹介
矯正医・院長 鳥巣 美月
院長・矯正医 鳥巣 美月(とりす みづき)
誠意と優しさを持った治療を提供します。歯並び、かみ合わせが悪いと、虫歯、歯周病や顎関節症のリスクを招きます。見た目はもちろん、咬合機能を改善させ、患者さま一人ひとりにあった矯正治療を行います。
略歴 |
1984年 東松山市生まれ 2008年 明海大学歯学部卒業 歯科医師免許取得 明海大学矯正学教室2010年 東京都内の矯正歯科勤務 2015年 トリス矯正デンタルクリニック開設 |
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所属団体等 |
日本矯正歯科学会 日本成人矯正歯科学会 日本舌側矯正歯科学会 審美歯科学会 日本アンチエイジング歯科学会 日本抗加齢歯科学会 認定医 |
学校歯科医 | 大妻嵐山中学・高等学校 |
理想の歯並び、かみ合わせ
歯並びや咬み合わせは、呼吸、咀嚼、発音などの生命維持の基本にかかわる大切な体の一部です。長い生涯を通して健康的に維持するために、審美的な面だけではなく、機能においても優れた状態に整えなければなりません。上の歯は下の歯を外側から覆うように咬み合うために、下の歯よりも大きく作られています。 顎の大きさと歯の大きさのバランスがあっていなく、歯並びがでこぼこしていたり、上あごと下あごのもともとの大きさがアンバランスなとき、さらに1本だけ小さい歯がある、冠を被せてある歯がある、抜けてしまった歯がある…などの場合には、重なりやすき間、咬み合わせの深さなどに支障を来すことがありますので、あらかじめ対処法を考えておかなければなりません 歯の並ぶ位置で大切なのは上下の6歳臼歯の咬み合う位置が正しいかどうかということです。
正しいかみ合わせ
Ⅰ級関係
Ⅰ級関係とは、左右の第一大臼歯が正しく咬み合っている状態をいいます。 そこから順番に上下の山(咬頭)と谷(歯と歯の間)が歯車のように咬み合い、犬歯(糸切り歯)も上下でかみ合っている状態が好ましいといえるでしょう。 (その状態を1歯対2歯の関係といいます) その結果、上と下の前歯の中心(正中)もピッタリ合うことになります。1歯対2歯の理想的な咬み合わせの状態が安定していることが大切です。典型的な不正咬合の治療前後の口腔内写真を並べてみました。不正咬合の種類により問題部分は異なります。
不正咬合(正しくないかみ合わせ)
叢生
歯と顎の大きさの調和がとれないときにでこぼこに重なり合うことがあります。その状態を叢生といいます
顎の大きさに比べて一本一本の歯の大きさが大きく、全体的に不調和が生じて、でこぼこ状態(叢生)となっており、歯の真ん中のライン(正中)もずれています。
上の歯が出ている症例(上顎前突・上突咬合)
歯の大きさに問題がなくても、この第一大臼歯の関係がズレていると、次からの山と谷の関係は崩れていきます。つまり、山と山、咬頭と咬頭がぶつかり、次第に咬合は不安定となるのです。
上顎の発育がよく、上顎が頭や下顎に対して前方位にある場合と、顎の発育は普通で歯列だけが出ている場合、その両方のタイプがあります。 また、下顎の発達の悪い場合にもこのような状態になります。
下の歯が出ている症例(下顎前突・下突咬合・反対咬合)
下顎の発育がよく、下顎が頭や上顎に対して前方位にある場合と、顎の発育は普通で歯列だけが出ている場合とその両方のタイプがあります。また、上顎の発達の悪い場合にもこのような状態になります。
上下の歯が出ている症例(上下顎前突・両突歯列)
上下前歯が前傾している、あるいは歯列全体が前方位にある状態をいいます。口元に前突感のあるのが特徴的です。
上下の前歯が咬み合わない症例(開咬)
奥歯を咬み合わせても、上下の前歯が咬み合わずに開いている状態をいいます。上下の歯の角度に問題があるもと、骨格的に問題のあるものがあります。
矯正治療の抜歯、非抜歯
歯を抜くという行為は、たとえ矯正歯科治療のためであっても一時的に体にダメージを与えることには変わりありません。しかし、治療の方針上、不可欠で、一時的にダメージと思えても一生を通じて得られるメリットが大きい場合には、必要なことだと私たちは考えています。 抜歯は大切な問題です。抜歯することにより、どのような変化が認められるのか。また、反対に抜歯しないとどうなるのか。それぞれのメリットとデメリットについて、納得ゆくまで医師に話を聞いてみて下さい。 矯正歯科治療を行う上での最終目的は、永久歯列を顔(軟組織=口唇や口の周りの筋肉など)とのバランスを考えながら、整然と機能的に整えることです。「歯を抜かないこと」は矯正歯科治療の目的ではありません。
患者さんひとりひとりの治療目標
矯正歯科治療では患者様それぞれの資料をもとに不正咬合を構成している原因を解明し、
- 歯をどのように並べるの?
- 口元はどの位置に、横顔はどんな形になるの?
- 歯と歯周組織の状態はどうなるの?
- 保定後の安定はどうなるの?
- 治療期間は?
- 費用は?
このように具体的な目標を定め、その目標に確実に到達するために計画的に矯正歯科治療をスタートします。 患者様のお口の中の状況は千差万別です。 ひとりひとり目指す目標にも違いがあるため誰もが同じ治療方針とは限りません。 各々の目標に到達するために、ある人は歯を抜く必要があり、ある人は抜く必要がない場合もあるということです。また、抜歯部位、本数も人により異なるのです。
矯正治療の流れ
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- 1相談予約
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*ご予約方法*
②お電話から 0493-53-4182
音声ガイダンスが流れますので、矯正相談ご希望の方は「1番」を押してください。矯正相談
患者様の歯並び・かみ合わせの現状をしっかりお伝えし、治療方法・治療期間・費用などをじっくり説明する相談となります。相談担当する矯正医が、お口の中を確認し、相談コンシェルジュとともにわかりやすく説明する相談となります。約20~30分の所要時間が必要となり、若干ご予約が埋まりやすくなります。初めての相談の方や他院での矯正相談をいくつか回って悩まれている方にはおすすめです。
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- 2相談
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お約束のお日にちに、ご来院ください。
※10分前にお越し頂くと流れはスムーズに進みます。
矯正相談は、以下の流れで進行されます。①問診票の記入 ・・・5~10分
まずは、患者様の状況やご希望を把握させて頂きます。
- 歯並びやかみ合わせにどのようなコンプレックスがあるのか?
- 矯正を決断するために何を確認しておきたいのか?
などを問診票を通じて事前に把握させて頂きます。
ご自身の思うことを是非ご記入下さい。
※他院での矯正相談をいくつか行かれて悩まれている方は、それぞれの比較説明を行うことも可能ですので、問診票にご記入下さい②口腔内検査 ・・・5分
続いて実際のお口の状況を確認させて頂きます。
相談担当医が、ご自身が思うよりも改善が出来る点を探したり、
提案出来る治療プランを想定します。③カウンセリング ・・・10~20分
カウンセリングルームに移動して頂き、以下の点を説明させて頂きます。
- 現状の歯並びやかみ合わせの説明
- 治すことが出来るのか、どこまで治すことが可能かを説明
- 治療方法について複数の選択肢を提案
- 使用可能装置の種類を紹介し、特徴(メリット・デメリット)を説明
- 予想される治療期間を説明
- 治療法それぞれの料金や支払い方法を説明
- 次のSTEP(検査)へのご予約
④検査 ・・・45~50分
検査では、通常は矯正検査と一般検査に分かれます。
オプションですが、より詳細を検査する精密検査もございます。
矯正検査では、以下の項目を順にご案内致します。- 口腔内写真
- 顔貌写真
- レントゲン(パノラマ・セファロ)
- 印象または口腔内スキャン
- CT(精密検査を希望された方)
一般検査では、以下の項目を確認致します。
※矯正治療が中断されることなくスムーズに効果的に進むための検査です - 虫歯の有無
- 詰め物やかぶせ物の有無と状態
- 歯肉に状態
- 口腔内の細菌(さまざまな注意因子の検証)
⑤診断 ・・・20分
診断では、検査分析の結果をお伝えした上で、最終的な治療計画を提案させて頂きます。 相談時に説明した内容よりも詳細となり、異なる内容もありますので、ここでの治療内容を確認して判断しましょう。 治療法は、必ずしも1つではありません。治療の目的・手法によって複数の治療プランが考えられます。患者様は、選択肢内にご希望プランがあれば、同意書の記入をし、治療開始準備へと入ります。 この診断は非常に重要な回です。不明な点は、診断担当医と診断コンシェルジュに何でもお聞き下さい。
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- 5必要に応じて治療、抜歯
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診断後、治療および抜歯が必要となった方は計画的に(たとえば装置装着時までに)その処置を済ませて頂きます。
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- 6装置装着
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※症例により使用する装置、装着時間が異なります。
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- 7保定
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歯並びが整い矯正装置がはずれた後は、動かした歯がしっかりとその場に落ち着くように押さえておくための保定装置(リテーナー)を装着します。 毎月来院していただく必要はありませんが、3ヶ月、6ヶ月、1年に一度、装置のチェックにお越しいただきます。
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- 8資料採取
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矯正歯科治療終了時、および保定終了時(2年後)に資料(終了後の検査)を採ります。治療前後、保定終了時のそれらの資料を元に治療結果についてのお話をいたします。